TomiyaTopics
tomiyaフリーポケット
第20回:トミャァァンの自由研究 テーマは「蚊」 (2003.07.01)
この季節になると、ちょっと外で作業をしていると気がついたら何ヵ所も蚊にさされていたり、寝る時には耳もとでプ〜ンという不快な音に悩まされたり。何といってもあのかゆさがたまらないよね。

そこで、今回は「蚊」のことについて調べてみたよ。

どうして蚊は人の血を吸うの?

実は蚊は血だけを吸って生きているのではないそうです。血を吸うのはメスだけ、それも主食ではないのです。メスの蚊は吸血することによって卵巣を発達させ卵を産みます。蚊が通常主食としているものは、花のミツや草の汁などです。1回に吸うことのできる血の量は、ほぼ自分の体重と同じくらい。当然体重も2倍になるので血を吸ったあとの蚊は動きが少しにぶくなります。

確かに・・・落ちそうになって飛んでいる蚊をパチッと殺すと手のひらにべっとり血がついたことあるある。

刺されやすい人、刺されにくい人がいるの?
蚊は空気中の炭酸ガス濃度の違いを感知して人の近くにやってきます。なので、体温や皮膚のにおい(アミノ酸臭)を察知し、皮膚にとまります。

このため、新陳代謝の活発な人や、アルコールを飲んで体温が高くなった人、汗をかきっぱなしにしている人などは蚊に刺されやすいといえます。アルコールを飲むと吐いた息の中の炭酸ガスが増えるためです。
いろいろな実験により、男性が女性よりも刺されやすいこと、体温の高い女性が低い女性より刺されやすいこと、一般的にO型がA型よりも刺されやすいことがわかっています。

また、蚊に刺された時のアレルギー反応は人によって異なり、全く反応しない人もいます。
お年寄りにこういう人が多いのですが、実際は刺されているのに、自分は刺されにくい体質だと思い込んでいることがあります。

蚊をパソコンで退治?こんなの見つけました!
音で蚊を寄せ付けない「デジタル蚊取り線香」

蚊が嫌うとされる周波数の音をPCのスピーカーから再生し、蚊を寄せ付けないようにするソフト。
ある特定の周波数の音は、血を吸うメスの蚊がオスの羽音と間違えて近寄らない性質があるという。こうした周波数の音をPCのスピーカーからランダムに発生させることで虫よけ効果を狙ったのがこのソフト。
作者によれば虫よけ効果は保証されるものではないそうだが、実際にこのソフトを使いながら庭で20分ほど草むしりをしたところ、1箇所も蚊に刺されなかったらしいですよ。

http://www.vector.co.jp/soft/dl/win95/home/se252600.html

どう?勉強になったかな?

蚊にかまれてかゆい時、ワタシはツメで十文字をつけてるんだよね。あれって結構きくと思わない?
これからは汗をかいたときや、お酒を飲んだ時は蚊にさされないようにいつもより警戒しておこーっと。



バックナンバー
copy light (c) Tomiya.Inc. all rights